2007年09月25日
カラカラ浴場って知ってますか
カラカラ浴場って知ってますか
カラカラ浴場(カラカラよくじょう)は、古代ローマの公衆浴場あるいは「テルマエ」(thermae)。カラカッラ浴場とも。
212年から216年にかけて、カラカラ帝の治世に造営された。現在広大な遺跡は有名な観光地になっている。偶然なことに日本語ではカラカラは渇きをあらわす形容詞であり画像通り乾いた風呂場ともとれるのが面白い。
構成は225mの長さに185mの幅、おおよその高さは38.5mほどで、あちらこちらに2,000から3,000の浴槽を設置できた。「フリギダリウム(frigidarium)」と呼ばれる「冷室」と 「テピダリウム(tepidarium)」と呼ばれるこの浴場には「温室」と「カルダリウム(caldarium)」と呼ばれる「熱室」と二つの「パラエストラ」という、今でいう「ジム」のようなものさえあった。機構の一部はまた水を引き入れるaqueduct (w:en:thermaeあるいは貯水所)であった。
カラカラ浴場の建物群は、ただの浴場よりもむしろ娯楽性の高いレジャー施設であった。「浴場」は公立図書館の建物群の中の附属建造物であったのだ。この図書館は同じ大きさの2つの部屋にそれぞれギリシャ語とラテン語の書物が収蔵されていた。
建物はハイポカウストというシステムによって加熱されていた。供されたアクエドュクトによって付加された水の加熱をするために、地下で石炭を燃焼させるシステムである。これは19世紀まで使用されてきた。
20世紀のはじめ、この浴場のデザインは幾つかの現代建築のインスピレーションとして使用された。それにはニューヨークのペンシルバニア駅とバングラデシュの首都ダッカの議会庁舎が含まれる。
遺跡は夏のオペラシーズンのローマ歌劇場のバックドロップとして建っている。1960年のローマオリンピックの間の器械体操競技会や1990年イタリアFIFAワールドカップ決勝前夜の三大テノールのコンサートのように現代のイベントの開催地の一つになってきた。
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